孤独な王弟は初めての愛を救済の聖者に注がれる
まるで僕のために
女神さまが遣わしてくれたみたいだ
ラーズヘルム王国の王弟リューウェイクは親兄弟から放任され、自らの力で第三騎士団の副団長まで上り詰めた。
そんな中、国王は在位11年目、安心を得るためだけにリューウェイクが反対する異世界人の召喚を決行する。
召喚陣の上に現れたのは男女の兄妹だった。
彼らを元の世界へ戻すために尽力するリューウェイクと、彼を邪険にする兄たち。
なぜ今回の召喚されし者が二人だったのか、その理由を知ったリューウェイクは苦悩の選択をする。
目次
- 序章~はじまりの日~
- 第01話 救済の聖女
- 第02話 聖女の兄
- 第03話 女神の祝福
- 第04話 城下町散策
- 第05話 国民と聖女の存在
- 第06話 聖女と聖者の格差
- 第07話 二人で城下町散策
- 第08話 思わぬ贈りもの
- 第09話 異世界へのいざない
- 第10話 聖女からの忠告
- 第11話 夏の討伐遠征
- 第12話 月明かりの夜
- 第13話 部隊、祠へ出発
- 第14話 白き獣の咆哮
- 第15話 舞踏会の準備
- 第16話 向けられるその感情は
- 第17話 絢爛な離宮
- 第18話 心にある本当の気持ち
- 第19話 会えない時間の痛み
- 第20話 ノエル・サルベリーという男
- 第21話 媚薬の効果
- 第22話 交わし合う二人の想い
- 第23話 思いがけない助っ人
- 第24話 第三騎士団の総意
- 第25話 二人で城下町デートへ
- 第26話 未来を決意する瞬間
- 第27話 少し、休んでいく?
- 第28話 再び混じり合う想い
- 第29話 第一王子ルーベント
- 第30話 前触れのない訪問
- 第31話 家族としての存在
- 第32話 新年の準備
- 第33話 想像もしない行動
- 第34話 事態が動き出す
- 第35話 一番会いたかった人
- 第36話 上がるではなく落ちる
- 終章~ずっと貴方と共に~
詳細情報
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- ページ数
- 38ページ
- 文字数
- 142,293文字
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- 更新日
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