眠り姫は黒猫な王子のキスで目覚める
一途な大学生×恋愛下手な高校教師
恋愛なんて面倒くさい
そんな言い訳で蓋をしていた心を見透かされて
高校時代、大きな二つの失恋をした峰岸一真はずっと恋人を作る気もなく、この先も独りで生きていくつもりでいた。
ある日、馴染みのゲイバーで友人の弟・三島希壱と三年ぶりに再会をした。
彼がゲイだとは知らず、声をかけ邪魔をしてしまった一真は、成り行きで希壱と親しくなる。
五つ年下ではあるが、落ち着いた性格で、気遣うよりも気遣ってくるほど人の心に聡い希壱。
一緒にいるのが居心地良く、友人のような付き合いを続けていたある日。
会話の中で突然、一真を口説くと言い出した。
目次
- 第1話 浮かれない夏
- 第2話 夏のはじまりと再会
- 第3話 なぜだか懐かれた
- 第4話 予想どおりの展開すぎる
- 第5話 なぜそうなった?
- 第6話 不器用すぎて嫌になる
- 第7話 ブレブレの感情
- 第8話 なぜそうなった?・再び
- 第9話 猫に手を噛まれる
- 第10話 黒い外猫、飼いました?
- 第11話 わずかなすれ違い
- 第12話 眠り姫はまだ目覚めない
- 第13話 前へ一歩、踏み出す勇気
- 第14話 深い闇の底を覗いた
- 第15話 ようやく終わった昔の恋
- 第16話 タイミングの悪い自分を恨む
- 第17話 これからの関係を改める
- 第18話 穏やかな時間
- 第19話 普通のご飯がおいしく感じる
- 第20話 久しぶりに感じる体温
- 第21話 初めての××
- 第22話 ささやかなお祝い
- 第23話 ありがたいお節介
- 第24話 これから二人の時間が始まる
- 第25話 付き合う記念日
- 第26話 二人で初めて
- 第27話 熱いひととき
- 第28話 大きなすれ違い
- 第29話 眠り姫の目覚め
詳細情報
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- 29ページ
- 文字数
- 112,045文字
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