小話名刺メーカー しおりを挟む前 次愛しの君より きっと遅かれ早かれ抱く感情 「お父さんなんて大嫌い」 必ず子供に言われる台詞だと言われていた。 けれど嫌われるのが嫌で自分はたくさん子供へ愛情をかけた。 好き、大好きを繰り返したら 「お父さん、大好き」 そうまっすぐに育った息子が耳元へ囁いてくる。 でもこれはなにか違う気がする。「#文芸リレー」より 最後の文、台詞を最初の文にして書くWEB拍手 しおりを挟む