ちょっと気持ちが上手く入らなくて数日執筆の手が止まっておりました。
書きたい気持ちはあるもののなんだか上手く向き合えなくて。
わたしは基本感情移入型、憑依型の執筆方法なので気持ちが入ってこないと進まないのです。
それでしばらくぼんやりしてふと「はじまりの恋」を読み始めました。
これはわたしの初めてのBLで初めての長編で、長編として初めて完結させたお話です。
これまでに小説というものはほかにも書いてきてはいたのですが、いつも途中で書き上げられずに終わっていました。
そんな自分の初めての作品といってもいいです。
もちろんそのあいだに書いた話も短編もありますがわたしの初心とも言える作品です。
それを読んでほんと手が止まらないくらいに面白かったのです。
おいおい、自画自賛かよ、って思われちゃうかもなんですが。
素直にすごくドキドキして泣けて面白かったのです。
自分の作品なのだから萌えツボに突き刺さるのは当たり前なのですが、我ながらよくこの複雑なお話を書き上げたなぁって思えたんです。
最初の展開やテンションから行くと後半はかなり鬱展開も多いのです。
でも二人のまっすぐさに本当にドキドキしてしまいました。
そうしたらなんだか、まだまだやれるぞ、こんな面白い話が書けるんだからもっといいお話が書けるようになってるはずだぞ、なんて思えてきました。
はじまりの恋はわたしの代表作ですが、これに次ぐそれより面白いお話が書けるように頑張りたいなぁって思えました。
わたしにとって創作というものは自身の一部です。
多分どんなことがあっても辞めることができない一生ものの相棒です。
だからまっすぐに向き合って頑張っていきたい、もっと色んなお話を書いていきたいって思えました。
皆さんに少しでもたくさんお話が届けていけるように頑張ります。
中途半端になっているお話も絶対に完結させようと思います。
どうかそんなわたしを見守っていただけたら嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いします。