創作ごと

感想・評価シートをいただきました!

更新もせずになにをやっているんだー!と言う今日の頃ですが、風邪が長引いて不調から抜けきらずにおります💦

大大遅刻のホワイトデーも手をつけてみたら、なんかやたらとポエミーで、書きたいことを上手くまとめられずにループしているようです。

これはなんとか乗り越えたいところです。

さて本日のタイトルにあります通り、先日Twitterでご縁があって作品の感想評価・アドバイスをいただける機会に恵まれました。

普段は有償で行っているそれらを企画で無料でしてくださるとのことで、これはまたとないチャンス!!!と飛びつきまして、なんと抽選で権利を引き当てました。

五万文字以内で作品を読んでくださる、とあったのですが、なにをお願いしようかすごく悩みまして。

私はわりと短編ばかりを書いてきているので長さのある作品が少ないのです。

7万文字ちょっとの雨の調べ?と思いましたがこれはもう自分でも足りていない部分が見えているというか💦

時間を作って三人称で書き直したい!とか思ってます。

じゃあ長編のマイベア?とも思いましたが、どうせなら全部読んでもらいたいと欲が(;゚ロ゚)

そこで一番最近書いた完結しているお話を読んでいただくことにしました。

「おいしい恋が舞い降りる」21000文字ちょっとです。

今回お願いしたのはココナラでも活躍中のmimi_00(みみ)さんです。
https://twitter.com/mimi_00_coco

めっちゃつらつら語りますし画像も載せますので心してどうぞ!(笑)

ストーリー

まず最初にみていただきたいところをお伝えしました。

このお話はクリスマスだし短編サクッと書こうぜ!と言う軽いノリから始まったため💦

簡単なあらすじと人物設定しかありませんでした。

なので短くまとめようという意識が働いていたのは間違いありません。

ですので構成について、その至らない点、良かった点、もしくはこうしたらもっと良かったかもというアドバイス、結論的にお話として成り立っているか、楽しんで読めるものであるか、未熟である点にアドバイス、そう言ったところをお願いしました。

それを踏まえていただいたのが下記の評価シートになります(計4枚)

王道中の王道!!!これで確かに!と大きく頷いてしまいました。

常々私はほかの作家さんと比べてなにが足りないのだろうと悩んでおりまして。

やはりはらはらドキドキするような展開、綿密なストーリー、織り重なるような物語が描けていないのかなとは思っていました。

そこで王道であること、それのど真ん中を爆走していることに気づきまして、ああ、わかりやすくて入り込みやすいから読まれるけれど、後まで余韻が引かないのはこのせいかな?と思いました。

王道、テンプレ、悪いことではありません。

ですがそれを自分流にアレンジしてこそお話のカラーが明確になり、親しみやすさと新鮮さを感じられるのではと思った次第です。

今回はお話の練り込みの足りなさも大きな要因ですね。

そしてもう一つ恋愛色が薄い。

これも首がもげそうなほど頷き案件です。

恋愛ものを書いているつもりなんです本人は。

けれど振り返ってみると出会い、思い募らせ、育むような恋愛を、私はいままで書いてきていないのではないかと感じました。

常にスタート地点が一歩先なんです。

はじまりの恋をとってみても佐樹と優哉は過去に出会っていてすでに意識下で両想い。

マイベアも小津は最初から光喜に好意を抱いていて、光喜も無意識下で傾きだしている。

雨の調べもリュウは初めて会ったときに宏武に惹かれていて、宏武もまた出会ったときから彼が特別なんです。

これからを鑑みると最初から積み重ねていく恋愛を描いていないんです。

一から十まで描くのがいいのか、それはそうとは言い切れません。

ですが私はこの言葉で、もっと恋愛する二人の時間を大切に描いていくべきだなと思いました。

なのでいままでの私のお話作りとはまた違ったアプローチが必要だな!と解釈しました。

テーマについて

このタイトルにかかっている「おいしい」という言葉。

正直に言いますと、深く考えての命名ではありませんでした💦

カフェだしご飯も出てくるしクリスマスだし、くらいの感覚です。

なので明確に食事、恋愛、エロがおいしいにかけられていると言葉にされて初めて「そうだったのか!!!」と自分で自分の無意識に驚きました(笑)

なので上記で指摘されているカフェでのおいしい食事、おいしい恋愛を生かせなかったのは完全に私の話の練り込みが足りなかったせいです。

改めて書き出しをしたこの作品のあらすじをなどを見ましたら、すでにその時点から恋愛パートがすっ飛んで後半の仕事に遅れてクリスマスケーキの下りまで飛んでおりました😥

あったのはナポリタンとホットワインとケーキのアイテムだけ。

元々頭になかったんです、恋愛部分が(;゚ロ゚)

短編で1~2万文字程度というイメージで書いているのではしょる部分があって当然なのですが、二人でいちゃいちゃラブラブとするようなBがLするシーン飛ばしちゃうとかBL作家としてどうなん?と自分に問いかけてしまいました。

エロ特化の作品だったのはあらすじを読むとわかりました。

けれど私の信念はラブを描くこと、なのでここは大いに反省して次に生かしていただきたいものです。

エロが長くなるのはもう癖みたいなものなのでちょっとこの先のことは考えたいです。

独創性・文章の読みやすさ

使い古されてきたテンプレ展開の詰め合わせ、と言うのがぴったりかなと。

頭を悩ませることもなく書いたお話だというのが明白です。

書きやすいお話を書いた、とでも言うのでしょうか。

そこに二人にしかないちょっとしたエピソードや積み重ねがあったのなら、少しは違った展開になっていたのではないかな?なんて思います。

しかしそれも簡単ではないのでもう少しお話を組み立てる、アイテムを生かす、と言うことを学びたいなと思いました。

文章についてはまだまだ精進あるのみです。

説明的文章にならないように意識して書きたいですね。

読点は私の独自のリズムのようです💦

私が自分で声に出して読む分にはまったく気になっていないので、意識してもっとリズムよく読点を打つように心がけたいです!

総評

お話としてこれはありなのか?と言えばおそらくありではある、んだと思います。

素材は悪くないと言っていただけていますし、エブリスタさんではBLカテゴリ上位一桁まで上げていただきました。

全体的に見ても数カ所ある投稿サイトで反応がわりと多い作品です。

※あくまでも私の作品の中ではということです💦

※ほかの作家さんの足元にも及ばない数字です。

けれど今回この評価シートをいただいて丸々作品を書き直すことに決めました。

まずサクッと読めてそれなりにエロが読めるから読まれる、というのは投稿サイトではよくあるパターンだったりします。

しかし私としてはストーリーを楽しんでもらって、あとからまた繰り返し読んでもらえるお話にしたいと言う気持ちです。

そのためには指摘していただいた部分を強化しなければなりません。

今回、評価としてはだいぶ低く、マイナス点ばかりが多く目立ちます。

単純に短編だし、即興だし、で片付けるのは簡単ですが、それではなにひとつ成長できません。

今回のご指摘を踏まえてお話を詰め直して倍くらいの長さの短編に仕上げる予定です。

二人の出逢いを最初からじっくりと描いて、恋が育むまでをじっくりコトコト。

カフェでのシーン、食事というキーワード、展開ももちろん変える予定でいます。

しかしこの評価に対して私は一つとしてマイナスと捉えておりません。

むしろこのくらいビシバシと指摘していただけて良かったなと思います。

そうでなければどこかで安心してしまって、成長できないのではないかと思うからです。

友人が公募などの原稿を校正してくれますがストーリーに関してはノータッチです。

出だしが弱いとか、この部分はもっとこうしたら程度の指摘はあります。

おそらくそこももっと深く指摘して!と言えばしてくれると思うのですが、私の性格上、それで高評価を得られても、私の評価ではなく、指摘をしてくれた友人に力量があるからでは、と考えてしまうのです。

難儀な性格ですね(笑)

友人は良い先生であり、同志であり、友達なので同じ土俵に上げてしまうんです。

けれどまったくの第三者の手によるストーリー指摘は素直にアドバイスと飲み込めるんですね。

今回は本当に勉強になりました。

いままで見えてなかった部分も見えてきたような気がします。

まだまだ足りないものだらけな気はしているのですが、これからまだまだ自分に伸びしろはあるはずだと信じて頑張ろうと思います。

みみさん、このたびはご教示ありがとうございました!!

ちなみに書き直した原稿は5月締め切りの公募に出そうと思っております。

転んでもただでは起きない精神です(`・д・´)キリッ

改稿したのがこちら