可憐に色づく果実※
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 色白な肌に色づいた尖りはよく映える。すごくおいしそうな果実のようで、いつも唾液でべたつくほど舐めてしまう。
 だけどそこだけじゃなくて身体付きからして旨そうに見える。体型はどちらかと言えば細身。だけど昔スポーツをやっていたらしく細いながらも綺麗に筋肉がついている。弾力がある胸と引き締まった腰は見てるだけでもそそられるので、毎回かなり執拗に撫で回す。
 いままで細くて華奢な子ばかり抱いてきたから、この肉感的な身体には気分を高揚させられる。

「冬悟さんのここかなり柔らかくなってきたね。赤くなって可愛い」

 ぷっくりと膨らんだ胸の尖りを舌で転がしながら、時折しゃぶりつくと熱を帯びた吐息が漏れた。さらに両方いっぺんに刺激してやれば上擦った声が聞こえてくる。

「そのうちここだけでイケるようにしてあげるから」

 両手で揉み込むように胸を撫でて、白い肌にきつく吸い付く。唇を離せばはっきりと赤い跡が残る。それを満足げに見下ろして涙目の顔にニヤニヤと口の端を持ち上げた。

「ねぇ、冬悟さん。早く挿れたい。いい?」

 お伺いを立てるようにじっと黒い瞳を見つめると、視線が少し泳いでから小さく頷き返してくれた。その可愛い返事にこちらはにやけて唇が歪んでしまう。しかしいまにも突っ込んでしまいたくなる気持ちをなだめすかして、緊張した面持ちの冬悟に笑みを返してあげた。
 手を滑らせてスウェットの中に忍び込めば、ガチガチになったものがトロトロと蜜をこぼしている。直にそれを握り込めばビクリと腰が跳ねた。

「こっちきつそうだね。先に一回出しておいたほうがいいかな。腰上げて」

 ウエストに手をかけると言葉に従うようにゆっくりと腰を上げる。その隙にスウェットとボクサーパンツを引き下ろす。足先から抜けたものはベッドの下に放り投げて、濡れそぼった熱に舌を這わせた。
 その瞬間、冬悟が息を飲んだのがわかる。アイスキャンディーのように反り立つ熱を舐め回せば、刺激をこらえるように太ももが震えた。

「もっと声、出してくれていいのに」

 自分の喘ぎ声が嫌なのか、冬悟はあんまり声を聞かせてくれない。いまもシーツを握りしめて口を一文字に引き結んでいた。こうやって必死でこらえる姿も可愛いのだけれど、余裕がなくなって漏れてくる声はかなり興奮できる。要は追い詰めればいいのだ。
 ベッドボードに置かれたローションに手を伸ばして、それをたっぷり手のひらに零す。両手で少し温めるとそれを尻の奥、柔らかな窄まりに塗り込めた。

「ちゃんと準備してくれたんだ」

 フチを撫でるとそこは吸いつくように指先を飲み込もうとする。傷つけないように優しく侵入すれば、きゅっと締めつけるように収縮した。誘われるままにゆっくり抜き差しして、二本、三本と指の数を増やすと腰が艶めかしく揺れる。

「……んっ」

「気持ちいい? 中でもしっかり感じるようになってきたね」

 はくはくと息をして一生懸命に声を飲み込もうとする姿はやけに健気で可愛い。しかし耳に心地いい声が聞きたくて、内壁をなぞりながらぬらぬらとした反り立つ熱を口に含んだ。